Vixen VX-1 | ||
◆発売年 ◆露出制御 ◆測光方式 ◆シャッター ◆シャッター速度 ◆ピント方式 ◆大きさ・重量 ◆補足 |
1983年? マニュアル 中央部重点測光 機械式縦走り金属フォーカルプレーン メカニカルシャッターB・1秒〜1/2000秒 マニュアル(透過式スクリーン中央部マット) 133(W)x85(D)x 50(H)mm 420g |
ご存知コシナCT1EXのOEMです。 Vixen(ビクセン)は望遠鏡や双眼鏡など光学機器メーカーとして高い知名度を持っています。 余談ですが私が小学生の頃始めて買ってもらった望遠鏡もビクセンでした。 ビクセンは自社の望遠鏡の販売促進の目的もあったのでしょう、もっと気軽に天体撮影をしてもらうため自社で天体撮影に適した一眼レフを低価格で販売したものだと考えられます。 そのため普通のCT1EXとは1点だけ異なった仕様があります。 スクリーンですがCT1EXは「全面マット中央部スプリットイメージ」で、これは極々一般的ですね。 このVixen VX-1は「全面透過式中央部マット」のスクリーンになっています。 この全面透過式であるかどうかは天体撮影においては非常に重要な条件でして、 私がPentax MXを愛用していたのも、スクリーン交換が出来しかも全面透過式スクリーンがあったためでした。 基本的には∞しか使わない天体撮影の場合、スクリーンがマット式だと視野が暗くなりそれでなくても暗い星が良く見えずに構図が決められません。 全面透過式であれば全く暗くならずにシャープな視野が得られるというわけです。 そのかわり一般撮影ではピントを合わせることが出来ないので、VX-1では申し訳ない程度に中央部に小さなマット面が付いたスクリーンにしています。 ということ一般撮影にも非常に使いづらいけど使えないことはありません。 多分使いませんけど。 ずっと探していたんですが、なんせ購入する人が限られているので玉数が少なく、私の手元に回ってくるまでに時間がかかりました。 |