ZENIT 122K
◆発売年
◆露出制御
◆測光方式
◆シャッター
◆シャッター速度
◆ピント方式
◆大きさ・重量
◆補足
??年 2006年現在現行機種
マニュアル
TTL測光
機械式布幕横走行フォーカルプレーンシャッター
B, 1/30, 1/60, 1/125, 1/250, 1/500
マニュアル
                820g (レンズ込み)

ロシア製ZENITのKマウントカメラです。
同じ型のZENIT 122というカメラがありますがそちらはこれのM42マウントバージョンです。
オールプラ製なのにやけに重く大きいところがロシア製ですね、おそらく内部はアルミ等の軽い金属を使っていないのでしょう。
価格も非常に安くCOSINA C1sと同じくらいの価格帯で販売されています。

機能的にはシンプルこの上なく必要最小限の機能だけといった感じです。
シャッター速度はB, 1/30, 1/60, 1/125, 1/250, 1/500の6つのみ、ASA感度設定も20くらいから500くらいまでです。
露出計は3点LEDで単純に赤緑赤のLEDが付いてるだけで、シャッター半押しで作動します。
セルフタイマーはボディグリップ脇にダイアルがありこれを回してチャージします、チャージ完了で前面の赤い表示が緑になりその上のボタンを押せばタイマースタートでシャッターが切れます。
見事な懐かしいおもちゃのようなゼンマイ感覚です。
唯一なんでこんなものがあるの?というのがシャッターボタン手前にフィルムから送りボタンです。
これを押して巻き上げレバーを巻くとシャッターチャージされずにフィルムを巻き上げることが出来ます。
用途は・・・よくわかりません。
シャッターは非常に重く人差し指にグッと力を入れて押さないと切れません、ストロークも非常に長い、手振れしそうです。

私的な所感ですが「おもちゃなのにちゃんと写真が撮れる」という表現でだいたい想像していただけるのではないでしょうか。
カメラは精密機器であるという概念が覆されそうです。

この大きさ・重さ・無骨さ・メカニカルさ。。。文化の違いを感じます。
 

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