Phenix DC303N
◆発売年
◆露出制御
◆測光方式
◆シャッター
◆シャッター速度
◆ピント方式
◆大きさ・重量
◆補足
1989年
マニュアル
中央部重点開放測光
コパル上下走行メタルフォーカルプレーン
メカニカル制御 B-1/2000
マニュアル
135(W)×84.5(D)×50(H) 445g
中国製・Phenix=鳳凰


結構話題の中国製のKマウントカメラです。
Phenixと言ってもピントこないかもしれませんが、Phenixを和訳すれば鳳凰、ピント来る方も少なくないでしょう。
OEM機ではなく全てオリジナルのようで、中国の技術力が侮れないことを伺うことが出来る。
また、レンズも意外と評判は悪くないようだ。
同系列機は2005年3月現在でも新品で購入も出来る、価格なんと標準レンズ付きで驚愕の\18,500(税込み)!!
更にカメラカバー・ストラップ・電池まで付属しているそうです。
参考までにボディーだけなら\12,000(税込み)で買うことのできるDC828NEという同社の機種もあります。
今でも買える国産のKマウントフルマニュアル機コシナC1sがボディのみで実売通販価格\20,790(税込み)のようです。
さあ、あなたなら格安新品現役マニュアルフォーカス/露出設定Kマウント機、何を選びますか?
参考までに写真の50mmF1.7のレンズ単体で\5,500(税込み)です、安すぎる!

このカメラの特徴を3点ほど挙げておきます。
1.多重露出ボタン
  DC303Nロゴの横にボタン。
    フィルム巻上げ時にこれを押しながら巻き上げれば、シャッターチャージされてフィルムは進まないというわけです。
    ただボタンが軽く位置的にも、気を付けないと多重露出するつもりも無いのにフィルム巻上げ時に手が当たってしまい
    勝手に多重露出になってしまうことがあります。
2.被写界深度確認用絞込み機能ボタン・・・安いのにこんなものまでついています。
  写真では見えないレンズの陰下の方
3.露出計ONスイッチ
  これも写真では見えない側の上の方
  シャッターボタンを半押しすれば露出計は作動するのですが、このボタンを押しても押している間作動します。

もう一回言いますが、標準レンズ付きで税込み\18,500のカメラとは思えない高機能!
コストパフォーマンス一押しのカメラです。

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