PORST CR-1
◆発売年
◆露出制御
◆測光方式
◆シャッター
◆シャッター速度
◆ピント方式
◆マウント
◆大きさ・重量
◆補足
1982年
マニュアル
CdS TTL:中央部重点測光
機械式布幕横走行フォーカルプレーンシャッター
メカニカルシャッターB・1/2秒〜1/700秒
マニュアル
Fuji X バヨネット
133(W) x 86(H) x 52(D) mm  550g
Fujica STX-1NのOEM

フジカSTX-1NのOEM機
デザイン・スペックなど全く同じようです、「FUJICA」の社名を消し「STX-1N」の機種名をCR-1に書き換えただけのようです。
ポルストはKマウント意外にもM42マウント、フジXマウントやコニカマウントの商品も販売していたようです。

私がよく知っているPENTAXやRICOH、多くのOEM供給をしているCHINONやCOSINAと比較して配置や作りが随分と違いますね。
文化の違いを感じます。

シャッター速度は1/2〜1/700秒とほどほど充分ではありますがやはり最低1/1000秒は欲しいと思います。
電池はLR44またはG13が二つ、ヘッド部のフィルム巻き戻しクランクの横に入れます、スライド蓋になっているので出し入れは非常に容易です。
フィルム感度設定はシャッター速度ダイアルの内側にあります。
その手前にある黒いスイッチはシャッターロックのスライドスイッチです。
シャッターは金属式ではなくPENTAX K・Mシリーズと同じ布幕式で、シャッター音も一眼レフらしい「カシャン」という気持ちのよい音です。
ファインダーを覗くと左側にシャッター速度が並びダイアルで設定している速度が針で示されています。
右側には+○−があり2色のLEDで適正露出時に○のLEDが緑色に点灯します。COSINA方式ですね。
セルフタイマーレバーの横には絞り込み被写界深度ボタンもあります。
ヘッドカバーは金属製でオモチャ感が無く非常に好感が持てます。
総合的に見てPORST CR-1(Fujica STX-1N)はコンパクトな中に欲しい機能を詰め込んだ、非常に良く出来たカメラだと思います。
できる事ならこれでKマウントであれば私の普段持ち歩きカメラになったかもしれません。

残念ながら現状フジマウントのレンズを持ってなく撮影が出来ません。
安い標準ズームでも見かけたら入手しなければ...
 

2006.2.23
初めてのフジカXマウントレンズを入手、50mmF1.9です。
とりあえず撮影は出来るようになりました

 

 

2006.4.26
巻き戻しクランクの箇所、元は”巻き上げレバー”と書いていましたが間違いでした。
ご覧になっていただいた方からのご指摘いただきました。
未熟なものでなにかと間違いもあるかと思います、間違いとかおかしいなと思ったことがございましたらどしどしご指摘ください。
なお、メールアドレスも教えていただけますとありがたいです。
どうもありがとうございました。
 

[戻る]

inserted by FC2 system