CENTON K100
◆発売年
◆露出制御
◆測光方式
◆シャッター
◆シャッター速度
◆ピント方式
◆大きさ・重量
◆補足
200?年
マニュアル

機械式金属フォーカルプレーン
1〜1/1000秒・B
マニュアル
133(W)x85(D)x 48(H)mm
中国PhenixのOEM

CENTONはおそらく英国のカメラ販売店またはそのブランド名だと思います。
これは現行機種でネットで見ると沢山通販もされています、簡単に新品が手に入るわけです。
上位機種にはK200, K400とあるようです。

FLEXARのところでも触れましたが、全体的にはコシナ製っぽいのですがどこか中国製の雰囲気も漂わせています。
ヘッドカバーから上だけ見るとFLEXAR FF-2000と全く同じですね。
しかしセルフタイマーが無い、シャッター速度が1/1000秒までの点を見るてコシナCT-1シリーズ相関図を当てはめましょう。
これはCT-1Gということになりますね。

そこで、私の推測ですが、COSINAが中国工場でCT-1Gを復刻しOEM供給しているか、COSINAはCT-1Gの権利を中国のメーカーに販売し中国メーカーがOEM供給しているか、単に中国メーカーが真似して作っているか?
この何れかでしょう。

追加情報2006.1.25

閲覧をいただいた方からの情報を元に、下記情報を補足いたします。
このカメラのOEM元はほぼ間違いなく中国フェニックス社の様です。Phenix DC303Nの兄弟分のようです。
理由として、下記がDC303Nと全く同じ為フェニックス製と考えて間違いないと確信いたしました。
上から見てダイアルやレバーやシャッターの配列
底から見てボトムカバー形状、ネジ位置、電池・三脚ネジ・フィルム巻き上げ時のボタンも全て配列
・電池蓋もギザギザ、電池の+−の方向
・レンズをはずして正面から中を覗いたときの中の作りや微妙な凹凸
・ファインダー内露出計のLED表示&表示位置

これだけ同じであれば100%フェニックスのOEMでDC303Nの兄弟分と考えて間違いないでしょう。
さらに調査したらDC303Nの前の型DC303Kの方が見た目より近い事が判りました。

更に上記の類似点はFLEXAR FF-2000も全く同じです。
ついでにYASHICA FX-3にもそっくりなようです。
つまり
Phenix DC303K等、CENTON K100、FLEXAR FF-2000、YASHICA FX-3はみな兄弟、OEM元はPhenixという事になりそうです。

ついでにYASHICA FX-3のダイキャストはCONTAX 139Qにそっくりであるという情報もいただいております。

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