aiwa/EXCELIA XK-005

 


◆発売年       1988年頃   \59,300

主な定格
ヘッド 再生:PC-OCC巻線スーパーDXヘッド
録音:PC-OCC巻線スーパーDXヘッド
消去:ダブルギャップセンダストヘッド
モーター キャプスタン用:システムサーボモーター
巻取り及びFF/RWD専用:DCモーター
ワウ・フラッター 0.035%(W・Peak)
±0.065%(WRMS)
SN比 73dB(Dolby C type on、メタルテープ)
   
  幅430×高さ126×奥行317mm  約5.2kg


aiwaはこの頃にEXCELIAに変わったようですね。
XL-009、XL-007、XL-005 3兄弟の一番下、それでもさすがにaiwaいい音出しますね〜

カセットハーフの振動を低減するためA・M・T・S(Amti Modulation Tape Stabilizer)を搭載しています。
このシステムはカセットボックスをアルミ板と特殊ゴムの二層構造とし、ハーフ本体を約1kgの圧力で精密・確実に圧着固定
これにより、変調ノイズやテープ走行ノイズを大幅に低減しているそうです。
確かに走行ノイズはほぼ聞こえません。

ヘッド巻線素材にPC-OCCを使用しているためでしょうか
高域から低域まで非常にヌケの良い音に感じます。

ひとつだけ問題といえば
5.2kgとかなり軽量級のため高級感は無くなります。
POWERスイッチなどそこそこ押すスイッチを押すことで本体が後ろにズレるのが何とも・・・


入手時は早送りのみ動くがあとは動作せず
原因:キャプスタン平ベルトが溶け落ちている
対処:清掃し新規に平ベルト(2本)を装着
これにより完治しました。

典型的な単なるベルトゴムの経年劣化です。

修理としては最も楽な修理です。

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